コンパイル
このセクションの手順を実行する前に、上記の 第 2 章 の依存モジュールがインストールされていることを確認してください。
最初に、Linux または OSX のどちらを使用しているかに応じて、システムに適切な "makefile" をコピーします。
Linux を使用している場合:
$ cd wolfcrypt-jni
$ cp makefile.linux makefile
Mac OSXにインストールする場合:
$ cd wolfcrypt-jni
$ cp makefile.macosx makefile
次に、 "make" を使用してネイティブ (C ソース) コードをコンパイルします。
これにより、ネイティブJNI共有ライブラリ(libwolfcryptjni.so/dylib)が生成されます:
$ cd wolfcrypt-jni
$ make
Java ソースのコンパイルには "ant" を使用します。 JNI または JCE (JNI を含む) パッケージをデバッグ モードまたはリリース モードでコンパイルするための ant ターゲットがいくつかあります。 ターゲットを指定せずに "ant" を実行すると、使用オプションが表示されます:
$ ant
...
build:
[echo] wolfCrypt JNI and JCE
[echo] ----------------------------------------------------------------------------
[echo] USAGE:
[echo] Run one of the following targets with ant:
[echo] build-jni-debug | builds debug JAR with only wolfCrypt JNI classes
[echo] build-jni-release | builds release JAR with only wolfCrypt JNI classes
[echo] build-jce-debug | builds debug JAR with JNI and JCE classes
[echo] build-jce-release | builds release JAR with JNI and JCE classes
[echo] ----------------------------------------------------------------------------
必要に応じてビルドターゲットを指定してください。 たとえば、リリース モードで wolfJCE プロバイダーをビルドする場合は、次を実行します:
$ ant build-jce-release
JUnitテストを実行するには、ant test を実行してください。これにより、実行されたビルド(JNIとJCE)に一致するテストのみがコンパイル、実行されます。
$ ant test
Java JAR とネイティブ ライブラリの両方を消去するには、次のようにします:
$ ant clean
$ make clean
Mavenによるコンパイル
wolfCrypt JNI/JCEはMavenによるビルドにも対応しています。
まずは前セクションに示したようにmakeを使用してJNI共有ライブラリをコンパイルします。
次に、Mavenを用いてJavaソースをコンパイルします。
$ mvn compile
JUnitテストをコンパイル、実行するには次のようにします。
$ mvn test
JARファイルにパッケージングするには、次のようにします。
$ mvn package
JARファイルをローカルのMavenリポジトリにインストールするには、次のようにします。
$ mvn install
インストール後は、ユーザのMavenプロジェクトにおいて次のようにして使用できるようになります。
<dependency>
<groupId>com.wolfssl</groupId>
<artifactId>wolfcrypt-jni</artifactId>
<version>1.9.0-SNAPSHOT</version>
</dependency>
APIマニュアル(Javadoc)
ant を実行すると、wolfcrypt-jni/docs/javadoc ディレクトリの下に一連の Javadoc が生成されます。 Javadocインデックスを表示するには、Web ブラウザで次のファイルを開きます:
wolfcrypt-jni/docs/javadoc/index.html
Mavenを使用している場合、Javadocは次のようにして生成できます。
$ mvn javadoc:javadoc
成果物は./docs/apidocsディレクトリに保存されます。